どうする?売れない不動産の特徴7つと解決法3つ!
2023.10.09
その他お困り不動産
「1年以上家や土地が売れない…」「このままではまずい…」と感じたら、それは不動産が原因ではなく売り方が悪いのかもしれません。
「売れない不動産を手放したい」「売れるためにはどうすればいいのか、解決法を知りたい」など、売れない不動産の相談が増えています。
売れない不動産の特徴と、どのような解決法が考えられるのか、売却する前に知っておくべきポイントをご紹介します。
どうする?売れない不動産の特徴とは?
売れない不動産と聞くと、どんな不動産をイメージしますか?
実は売れにくい不動産にはいくつかの特徴があります。その特徴を理解しておくことで解決法を見つける糸口になります。
具体的には以下のような特徴があります。
売れにくい不動産の特徴
- 「権利関係が複雑な不動産」
- 「建物が建てられない土地」
- 「違法な状態にある建築物」
- 「心理的瑕疵などの事故物件」
- 「価格が高すぎる物件」
- 「トラブルを抱えている物件」
詳しくご説明します。
【売れない不動産の特徴1】権利関係が複雑な不動産
まず第一に、権利関係が複雑な不動産は売却までに時間がかかったり、売却ができないことが懸念されます。
たとえば土地と建物の所有者が異なる場合、許可を得なければ建物の売却ができないといったことや、土地所有者は土地を貸してるので自由に使用出来ないということもあります。
また、一つの土地を複数人数で所有していたり、相続のたびに所有者の数が増えていき、所在が不明な所有者がいるために、売りたくても売れない状況で放置されているケースも見られます。
【売れない不動産の特徴2】建物が建てられない土地
次に、建物が建てられない土地も売れにくい不動産の特徴です。
具体的には、道路に面していない土地、建築基準法の接道義務を満たしていない土地、市街化調整区域内の不動産などがあげられます。現況確認から売却までの手続きの難易度が高いので取り扱いが可能な不動産会社は限られます。
この場合、土地上の建物が老朽化しても建て替えができないために、不動産会社が買い手を募集してもなかなか売却ができないということが多いです。
買い手が不動産をどのように有効活用できるのかといった提案力が求められます。
再建築不可物件の取引実績が多い不動産会社を選ぶことが大切です。
【売れない不動産の特徴3】違法な状態にある建築物
建築当初は違法ではなくても、現在の法律では違法となっている既存不適格物件では、建ぺい率や容積率がオーバーしていると、同じ規模で建物を建築できなくなります。
銀行からの融資がでない場合には買い手は見つかりにくいでしょう。また建築当初から法律に違反して建てられていたり、違法な増改築を行っている違法建築などもあります。
いずれにしても売却が困難となるため、専門家に相談できると安心です。
【売れない不動産の特徴4】心理的瑕疵などの事故物件
事故物件など、心理的瑕疵のある物件は普通の不動産に比べると買い手が見つかりにくくなりますが、全く売れないわけではありません。
特殊清掃、遺品整理、残置物の処理など状況に合わせた対策が必要です。
【売れない不動産の特徴5】価格が高すぎる物件
不動産の価格は需要と供給のバランスで決まります。周辺の不動産と比較した上で、価格設定を行うことも検討すべきでしょう。
不動産の売却代金で住宅ローンが完済できない場合には、任意売却などの方法を取ることも可能です。
【売れない不動産の特徴6】トラブルを抱えている物件
トラブルを抱えている不動産は買い手がつきにくいのは予想できると思います。トラブルの種類も様々です。隣地との境界があいまいで敷地がはっきりしない、騒音などの問題から近隣と揉めているなど、買い手とのトラブルに及んでしまう可能性も予想されます。
売れない不動産のチェックリスト
以下は「売れない不動産チェックリスト」です。チェック項目が多いほど問題が多いということを表します。
1つでもチェックがつくと、売れにくい物件になりますが、しっかりと対策することができます。いくつチェックがつきましたか?
- 「1年以上、家や土地が売れていない」
- 「売り出し価格が相場より高額」
- 「何らかのトラブルを抱えている」
- 「不動産の権利関係が複雑である」
- 「心理的瑕疵や物理的瑕疵がある」
- 「物件が特殊で使い勝手が悪い」
売れない不動産を売却するために考えたい3つの対策!
売れない不動産を売却するためには「売り方」を見直すプロセスが大切です。
例
売却期間が1年以上経っているのに不動産が売れていないケース
- 売り出し価格が相場より高いのではないか?
- 何らかのトラブルを抱えている場合、トラブルを改善できないか?
- 権利関係が複雑な場合、単純にできないか?
- 物件に合う買い手を探せないか?
【対策1】売却価格の相場を確認する
1つ目の対策は、売却価格の相場を確認することです。売却価格の相場は仲介の場合は、土地総合情報システムなどで調べることができます。
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【対策2】トラブル・問題を改善をする
2つ目の対策は、トラブルや問題の改善をします。売却できない原因を把握して改善をすることで売却できる可能性が上がります。融資がつきにくい物件でも融資が通ったり、建て替えができない物件でも建て替えが可能になると売却価格も高くなります。
【対策3】物件に合う買い手を探す
3つ目の対策は、物件に合う買い手を探すことです。2つ目の改善を行わなくても、現況のままで売却できる可能性もあります。おすすめなのは買取の一括査定です。面倒な交渉をしなくても買い手を比較することが可能です。
売れない不動産の特徴と対策まとめ
売れない不動産の特徴と対策についてご紹介しました。
仲介で売却する際の売却査定と違って、買取一括査定はあまり馴染みがないかもしれませんが、不動産の売却で困っている方にとっては早期売却につながります。
売れない不動産の特徴
- 「権利関係が複雑な不動産」
- 「建物が建てられない土地」
- 「違法な状態にある建築物」
- 「心理的瑕疵などの事故物件」
- 「価格が高すぎる物件」
- 「トラブルを抱えている物件」
- 売却価格の相場を確認する
- トラブル・問題の改善をする
- 物件に合う買い手を探す
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