「袋小路はやめとけ」と言われる理由とは?後悔しないためにメリットとデメリットを比較!
2023.11.14
その他お困り不動産
旗竿地
入り口が一つしかなく、通り抜けができない行き止まりの袋小路の土地。迷い込んだ車が出られなくなっているのを目撃することがありますね。
「袋小路の土地の売却で迷っている」「袋小路の不動産の購入を検討している」という方はいませんか?
「袋小路の土地を後悔しないように選ぶには?」「袋小路の土地を所有していて売った方がいいのだろうか?」そのようにお考えの方に向けて、袋小路の土地で後悔しないためにメリット、デメリットをまとめています。
袋小路の土地はやめておけといわれる理由(デメリット)とメリットを比較してみてください。
この記事でわかること
- 袋小路の土地が売れにくいといわれている理由
- 袋小路の土地のメリット
- 袋小路の土地のデメリット
- 買取業者を選ぶ際のポイント
袋小路・再建築不可物件の売却についてお悩みでしたらスマセールにお気軽にご相談ください。
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袋小路の土地はやめておけといわれる理由(デメリット)とは?
袋小路のデメリットとしては以下のようなものがあります。
袋小路のデメリット
- 私道の場合、街灯などがなく防犯が心配
- 私道を所有していない場合、所有者の許可が必要
- 路地が狭いと駐車が困難
- 災害発生時にリスクがある
私道の場合、街灯などがなく防犯が心配
私道でも一般の方が通行する場合、照明の設置を助成してもらえることがありますが、道路に照明がないため夜間には周辺が暗くなります。防犯面が気になる方は夜間の状態も確認しておきましょう。
私道を所有していない場合、所有者の許可が必要
私道の持分がないと通行ができなかったりとなにかと所有者の許可が必要になります。担保価値がつかないということが起こり得るので、解消するためには土地の購入、等価交換、地役権の設定など、専門的な知識が必要になります。
路地が狭いと駐車が困難
路地が狭いと駐車場への駐車が困難となりストレスに感じられるかもしれません。Uターンがしづらく、宅配業者やリフォーム業者、解体業者などの駐車スペースが確保できない場合もあります。路地に車両が駐停車していると奥の車両の出入りができなくなるなどのトラブルも発生しやすいです。
災害発生時にリスクがある
袋小路は最低限の幅しかないことが多いので、災害時や非常時のリスクについて考えておかなければいけません。消防車や救急車が近づくことができないため、安全面などのリスクが許容できるかといった確認が必要です。
袋小路の土地のメリットとは?
袋小路にはデメリットだけではなくメリットもあります。袋小路をうまく活用するために、ここからはメリットを解説します。メリットには以下のようなものがあります。
袋小路のメリット
- 車の通りが少なく住環境が保たれる
- 土地の価格が低く設定されている
- 税金がかかりにくい
車の通りが少なく住環境が保たれる
一般的な道路とは違い、車の通りが少ないので住環境が保たれやすく、事故なども起こりにくいといえます。子供のいる世帯では近隣のコミュニケーションも含め安心につながっています。駐車が困難というデメリットは、車の通りが少ないというメリットにもなります。
土地の価格が低く設定されている
袋小路の土地は使い勝手がよくないため、土地が安く設定されていることが多いです。特に接道義務を満たしていないと売りにくくなります。そのため購入時には価格が安く済む場合があります。
税金がかかりにくい
私道は「通り抜けられる私道」「行き止まりの私道」「専用私道」の3種類に分けられます。このうち、通り抜けられる私道と行き止まりの私道は評価が低く設定されています。その分、固定資産税などの税金が低く抑えられます。
袋小路の土地で後悔しないメリット、デメリットまとめ
袋小路の土地で後悔しないためには、メリットとデメリットの把握が重要です。
袋小路が売れにくいといわれているのにはデメリットがあるからですが、デメリットとメリットを比較することで総合的な判断ができるようになります。
ただし、袋小路を有効に活用するためには、さまざまな要件の確認、私道の所有者や隣家との交渉などが不可欠です。
袋小路の土地でお困りではありませんか?
袋小路の土地が売れにくいといっても、売り方によって売却しやすくすることができます。
スマセールでは、実績豊富なエキスパートがみなさまに寄り添ったサポートをいたします。
「袋小路の土地に引っ越して後悔しているが売った方がいいのだろうか?」「袋小路で後悔しないためにはどんなことを確認すればいいのか?」「袋小路の家のトラブル」などなど、疑問や悩みをお持ちの方は、まずはお気軽にご相談ください。
ご相談は次のステージに進むための第一歩ですが、プロのサポートによりしっかりとした知識を身につけることができます。
実際には、私道部分を非課税としたり、土地の分筆の仕方などで損をしないようにするなど、多くの専門知識が求められます。大きなトラブルもなく円滑に進めるためには、ぜひプロにお任せください。
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